ZX-9Rで流用に失敗したリアキャリパーをどうにかしようと足掻くマジキチ(Part4)
こんにちは。
マジキチです。
前に書いたZX-9R流用に失敗した話があまりに悲しいんで、なんとか取り付けできないかというやつ第4回目。
結局付かなかったし、結局ホイールを壊しかけたというアホの極みです。
でも何とか元に戻せてヨカッター。
このブログを参考に純正流用やパーツの加工を行う場合は全て自己責任でお願いします。
特にブレーキや駆動系などの流用や加工は、強度不足や容量不足など、安全性を担保できない恐れがあります。
※読む人ほとんどいない過疎ブログだけど、このお約束だけは書いとく。
前回までのあらすじ
- フロントブレーキをトキコからニッシンにした
- リアブレーキもニッシンにしたい!
- ZX-12Rのニッシン化のページを見て、ZX-9Rでもできるんじゃね!?
- ヤフオクでキャリパーサポート、キャリパー、ローターを買う
- キャリパーサポートの厚みが違くて付かない
- キャリパーサポート削れば付くんじゃね!?
- キャリパーサポート削っちゃお(ガリガリ
- ブレーキディスクの径変わるから交換しよ!
- ブレーキディスクの固定ボルトがポキッ
- 埋没したボルトを取ろう!
本日のメニュー
- 物品調達
- ヘリサート加工
- ディスク取り付け
物品調達
まず、M8P1.25のヘリサートを調達せねばなりません。
ヘリサートのサイズ規格はネジの呼び径×長さという・・まぁボルトとかと同じなんですが、ボルトの長さの表記と違ってミリ表記ではないんですね。
じゃあ具体的にどうなってるかというと、1.0Dとか2.5Dっていう表記になってる。
最初マジで意味わからんくて、メーカーサイトを見てたら1.0Dの意味は「ネジの呼び径と同じ長さ(ミリ)」という意味らしい。
つまり、M8-1.25×1.0Dというのは、M8のピッチ1.25の雌ネジを作れる、8ミリの長さのヘリサートという意味。
分かりづらいわwww
で、今回はネジ長が25ミリくらいあるので、本来ならM8-1.25×3.0Dを買おうと思ったんだけど、手ごろな個数のものがうまく見つからず、結局2.0Dのやつを買いました。
つまり、8×2.0で16ミリの長さのヘリサートね。
それから、ブレーキディスクの固定ボルトも買わないといかんので純正部品を調達。
フロントもリアも共通らしいけど、今回はリアだけなので部品番号「92154-1865」を4本購入。
ウェビックで買ったんだけど
カワサキの純正部品を結束バンド扱いってケンカ売ってるよねwwwwww
ヘリサート加工していくぞう
モノも揃ったんで、レッツヘリサート!
の、前におさらい。
よーく見ないとわからないけど、ボルトを抜いた後の拡大されてしまってる穴、実はセンターじゃない。
内側寄りに拡大されちゃってるんですねー
これをどうするか・・・
ヘリサートで開けたい下穴は8.3ミリ。
今ドリルがすんなり通るのは6.5ミリくらい。
ということで、7.0ミリ→7.5ミリ→8.0ミリと拡大していって最後の8.3ミリのヘリサート用のドリルで貫通♂
結局ズレてるよねwww
でも1ミリくらいどうにかなるんじゃね?ってことでタッピング
これはヘリサート専用のタップじゃないとダメなので、ヘリサートしたい人はちゃんとヘリサートキットを買ってください。
てか、最初食いつき悪すぎて、真っ直ぐ入らないんじゃないかと冷や汗かいたけど、何とか真っ直ぐ挿入♂できたんでひと安心。
あ、今回はちゃんと養生しました笑
そしてヘリサート様を挿入工具にセットしてネジネジ。
そして・・写真撮るの忘れたwwww
なぜかって?
ちゃんと付いたのがうれしすぎてwwwww
ちなみに、ZX-9Rのリアブレーキディスクの固定ボルトの締め付けトルクは27N・m
またボルト折るわけにいかんのでトルク管理はキチンとしましょう笑
緩んだ時に把握できるようにマーキング。
あと、前後しちゃうけど、書いてる通りこのディスクは使用限界が4.5ミリだそうなので、厚みをチェック。
見えないわ!
えっと、4.85ミリでした。
うん・・まぁあんまりリアブレーキかけなければもつよね笑
まとめ
流用はできないわ、ボルトは折れるわ、色々最悪だったけど、どうにか元に戻せた。
バイクいじるって知識と経験がモノを言うんだなーとつくづく思わされた。
まだまだどちらも足りないわ・・。
リアブレーキキャリパー取り外しっぱなしでブレーキホースも外しっぱなしだったんだけど、バンジョー付けるときのクラッシュワッシャーを買い忘れたので、結局動かせるようにはならないというwww
自分でも思うけどホントアホwwww