マジキチのいろいろ

狂った社内SEがバイクをいじり倒すブログ

リアキャリアがほしいぞう

こんにちは。
マジキチです。

前に書いたように、マジキチはキャンプツーリングが大好き。
頼まれてもいないテントのレビューとかしちゃうほどすき。

majikichi.hatenadiary.jp

でも、ZX-9Rには純正、社外共に使えそうなリアキャリアがない(あるんだけど耐荷重がショボい)

ないなら作っちゃえばいんだ!



 

 

今までの積載方法を紹介していくぞう

まぁ待て、いきなりワンオフの話じゃ味気ないだろ。ってことで、マジキチのバイク遍歴も紹介しつつトライ&エラーを繰り返した歴史をお見せします(キャ///

2015年

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原付を除けば人生初のバイク(ZRX400)半年たたずに事故で廃車

この頃はまだバイクにモノを積むなんて発想はなかった。
てか、予算で選んだバイクだったから思い入れゼロ笑
そしてぬうわ㌔で転倒、アスファルトの上を50mくらい滑走して一発廃車てへぺろ
他人を巻き込んでなかったのがせめてもの救い
まぁまぁ痛かったっすね(震え声
※骨折5か所+気胸で全治6か月


2016年

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キャンツーには不向きなリッターSSで3か月で1万キロを走破したGSX-R1000 K6

上のGSX-R1000の時の積み方は、ターポリンでできたタナックスのタフザック33(33L)をショックコードでバイクに括り付け、その上にノースフェイスのBCダッフルXS(31L)を重ね置きしてネットで固定するというもの。
合計で64L。まだまだだな。

特段不安定ってわけでもないけど積載量が限られるのと、ブレーキングの時にフロント側に荷物が押し寄せてくるのをケツで押し戻す作業が発生して快適ではなかった。
ちなみにこのGSX-R1000では事故ってませんよ

下のGSX-R250の時はさっきのGSX-R1000の方法に防水サイドバッグを追加した感じ。
積載量は増えたけど、フレームがフニャフニャなので、ものすごく運転しづらかった。

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排気量1/4に落ちてひたすら遅いと叫んでたGSX-R250

写真よく見えんよね・・
でもこれしかなかったんや・・・

ちなみに、ナンバーガンガン写ってるけどもう既にこのナンバー存在してないからOKじゃろ?
え、ちがう?

 

2017年

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バンクさせすぎてアンダーカウルが削れまくってたZRX1100

この年、タナックスのツーリングバッグ2(通常時の59Lから拡張♂して75Lの容量になる)を買った。

年々積載量が増えていき、この頃にはツーリングバッグ2(59~75L)+タフザック33(33L)+BCダッフルXS(31L)の合計123~139Lの積載量。

フルパニアと比較するのもおこがましい気がするけど、あえて比較するとトップケースが60L 、サイドが40Lずつとしても140L
フルパニアに張り合える積載量www

だがしかし、この年以外ツーリングバッグ2は使用してない
なぜかって?雨に弱すぎるから。
北海道一周なんかの長旅になると、ツーリングの旅程の中で確実に一度は雨に降られる時があるわけです。
そんな時にいちいち止まって防水カバーかけて、走ってる最中も飛ばされてないか確認して・・なんてやってられん。
しかもね、雨降ってる時走ったらカバーかけててもカバーがかからない底の部分からじゃんじゃん浸水するからね。
「おいおいタナックスさんよぉ、キャンプツーリングと(主に)雨男なめてんじゃねーのか!?ああん!?」(淫夢)ってなるよね。

 

2018年

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不自然にホムセン箱を積載するCBR900RR

※左は時に写っているチャイルドシートはマジキチのものではありません、悪しからず。
ついにホムセン箱に手を出し始めるマジキチ。
これはアイリスオーヤマ密閉RVBOX700(62L)
このバイクでキャンプ行ってないからよくわかんないけどいっぱい積めそう(小並感

 

2019年

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満を持して再登場のGSX-R250

※2016年に出てきたものと同一個体です
今まで所持した中で最少の排気量なのに過去最大の積載量という矛盾。
タンデムシートを改造してコンパネを貼ったものにRVBOX700(62L)+今回初登場のBCダッフルM(71L)+タフザック33(33L)で166L!

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こういうやつね
HAHAHA!ついにフルパニアどもを超えたぜ
87年式のボロバイクだけど45馬力だから加速は問題ないZE☆(=減速とコーナリングはめちゃくちゃ)
※良い子のみんなはマネしないでくださいね

 

そしてついに2020年

ついにマジキチは人生初のリアキャリア(しかもワンオフ)を手に入れる(予定)

 

どこかに依頼するか、自分でやるか、それが問題だ

整備や販売が主体のバイク屋さんにお願いしても、そんなん無理って言われるだけなので、ワンオフパーツの作成をしてるバイク屋さんをリサーチ。
1軒だけよさげなバイク屋さんを発見したので早速行ってみたじょ。

細かいやり取りとか書くのめんどくさいんで結論からね。
時間が余りに余ってる人(=その時期バイクに乗らない人)ワンオフするといい

もう少し噛み砕くと・・・

  • 社外品でまともなものがないので、補強して取り付ける等ができない
  • すべてイチから作るので、預ける時間が1か月とか掛かる可能性がある
  • 当然高額になるので、10万程度の予算では出来上がらない可能性がある

金額は作業の労力に対する正当な対価なんで仕方がないけど、この時期に1か月はデカいんで諦めることにする。
元々の予算の1割の1万くらいまでの材料費で、不格好でも自分でやってみよう!と・・。
※北海道は1年の半分以上が乗れない期間だし。

 

あ、ここでひとつ言っておきたい。

バイクに限った話ではないけど、工賃を値切る人っているじゃない?
あれって結局自分が本当に困った時助けてくれるバイク屋さんなくすからやめた方がいい。
職場で嫌な奴が無理なこと言ってきたら突っぱねるけど、信頼してる奴が無理なこと言ってきても、どうすればうまくいくか一緒に考えようってなるじゃん。程度にもよるけど
確かにクソみたいなバイク屋さんもあるけど(経験者)、長年営んでるバイク屋さんがボッタクリなんてしてて今まで生き残ってるワケがないってことに気付くべき。
※逆に言うとぽっと出のバイク屋さんはどういうスタンスで商売してるかわかんないけどね。

 

そしてそこに現れる救いの神

その名を溶接の神わしう
神曰く、普段厚物の溶接ばかりなんで薄物は苦手だそうデス。

その神がラーメン2杯で溶接してくれるっていうんでお願いしました笑
内心これはラーメン2杯に収まらない作業ボリュームな気がしていたけどそれでいいって神が言うんで・・・

 

まず材料を用意するんだじょ

今回は重量物が乗る場所ってことで、機械構造用のパイプをチョイス。
ペラペラのパイプ使うと折れます。

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1.2×14×14というのは「1.2ミリの厚さで直径14ミリ」という意味。
縦も横も同じ大きさの正方形なので14×14なわけね。

で、この14×14というサイズには意味があって、

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この赤丸のところ(グラブバーの取り付け部)の直径とほぼ同じ。
ここに角パイプねじ止めしたらキャリア作れそうじゃね?っていう妄想を神に具現化してもらうわけです笑

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画伯すぎて恐縮だけどこんな感じのイメージ。
左の画と右の絵で前後左右がぐちゃぐちゃだな笑

 

よっし、あとは神に任せよう!

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1000mmの角パイプ4本を背中に差して神のところへ向かうマジキチ

想像以上に乗車姿勢がハード笑

出来上がりに乞うご期待!
俺が作るんじゃないけど